THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE

CORDVAN HORSEHIDE

1951年の新喜皮革の創業以来、独自技術の研鑽は重要なテーマです。
コードバンへの情熱と技術力の向上を求め続けてきた歴史と哲学を強く意識して、それらを製造の精神として基礎におかれています。
TWCMのメソッド・理念は新喜皮革の精神を徹底的に浸透させて、オリジナル製品の製造・販売を通じて世界観を体現します。

国内では「コードバン」の知名度、人気ともに向上し、それらの製品も「物の価値が分かる男性と女性」をターゲットに確実に増やしています。

コードバンの魅力はその表面のツヤ感と独特のエイジング感です。
またホースハイドの魅力は軽量感としなやかさです。

総じて、一般的に流通し、比較的容易く手に入る牛革に比べ希少価値が高い馬革ですが、供給枚数が限られておりまた供給から流通、生産に約10ヶ月を要すことから、安易な生産増に踏み切ることができない素材です。

その素材から特徴を掴み、特色を感じ取りデザインにおこし、丁寧に大切に製造することで形が成されたクリエイションが一気通貫の最終形であり、その美しさと雰囲気が魅力です。

TWCMがコードバン・ホースハイドのみを取り扱う理由は、布地を含めた様々な素材が世には存在しますが、ブランドとして多様性に富んだ素材を用いるよりも、画一性を持って、そしてそれがストロングポイントであることを強調した構成こそが、素材、デザイン、クラフツマンが鼎立することなくブランドに安定感を与えると考えたためです。

-コードバン-
コードバンは臀部にある繊維が複雑に絡み合った層を削り表面を出した、
馬革のみでしか表現のできない革です。
胴体部分や牛革などの革と違い繊維は緻密で、表面はなめらかな肌触りと独特のやさしい光沢感を最終仕上げ工程後に得ることが出来ます。植物の渋(タンニン)を用いたフルタンニン鞣しで、その後も特殊な工程を経て、約10カ月の年月と手間暇をかけて生まれる、たいへん希少な革です。別名「革のダイヤモンド」と呼ばれています。

-ホースハイド-
馬胴体部の革を私共はホースハイドと呼び、牛革に比べると薄く、それでいて銀面部が牛革より強く、しなやかでありながら軽さも備えています。仮に同なめし方法、仕上げを行い、厚みが同じ牛革と比較した場合、馬革のほうが丈夫です。しかしながら他の動物と比べたとき、生きているときの運動量や、移動距離を考えると、馬ははるかにそれらが多いことが想像できます。したがって各製品の表面にも擦れや傷等が見られることがあります。
仕上げ方法等によってそれらが目立つ場合もありますが、
我々はそれらは生きていた証(NATURAL-MARK)として無理に隠すということはいたしません。

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