THE WARMTHCRAFTS-MANUFACTURE

MANUFACTURING FACTORY

TWCMのSLGプロダクツにラインナップされている-STUDIO EDITION-は、弊社
アトリエに常駐するクラフツマンが生産するラインです。
-STUDIO EDITION-は全てのモデルに銘が押印されています。

当ラインの全てがコードバンを主材料に用いていて、ホースハイドの仕様箇所にはヴェジタブルタンニン鞣しを施し、染料を浸透させた上、均一性を求めて顔料と細やかなシボの型押し仕上げを施したロンバルディアの仕様モデルです。
胴盤に用いるコードバン・ロンバルディア共に全体コアの張りを考慮し、絶妙なバランスで全面漉割加工を行い、特殊な接着糊で圧着を行なっています。
この工程は腫れぼったく、野性味の溢れる財布の仕上がりの印象を求めるのではなく、繊細で美しい光沢と薄い立体感がブレンドしている印象を演出するために行われます。

アトリエ内の製作において心掛けていることがあります。

新喜皮革に隣接する弊社のアトリエは製革のそれぞれの音や勢いが感じられる場所です。また日本に於けるコードバン・ホースハイドの歴史が存在する場所でもあります。
この場所で仕事ができる喜びはもちろんのこと、60年以上の歴史で培った技術観や生産哲学を学ぶことができます。
その中で最も感銘を受け、クラフツマン全員に浸透している言葉が「次の人に思いやりを持って仕事をする」です。
職人やクラフツマンは良い革を作りたい、良いプロダクツを作りたいという志を持って仕事に打ち込んでいます。ただし、チームで1ロットを生産するため、担当の工程が終われば次の担当者へ受け渡します。受渡時は必ず整頓をした形でパーツを一目で認識ができ、取り掛かりやすい状態であることを徹底しています。
そういった思いやりの精神を製革と同様に心掛けています。

そう考えるのは、新喜皮革へのリスペクトの念と同様に成功の踏襲の意もあります。
そして最後、アトリエから出荷されてお客様の手に届き喜びをもって受け入れていただければ、思いやりが遂げられた瞬間です。

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